引込脚付きコンバット機

「ホーカー・タイフーン」   
 
引込脚の内部構造
フローティング・ベースまわりを3次元データ化してみました。
*右斜め前側上方から
 
ベルクランクが動くのは不安に思われるかも知れませんが
通常のベルクランクマウントに相当するホルダーが上下に設けてありこのホルダーの溝部に
ピボットシャフトが収まることで飛行中(脚引き込み時)の強度・剛性を確保しています。
 
*右斜め前下方から
 

ホルダーの溝は上下そろえておく必要があるので
今回は接着後に上下を同時にやすりで加工しました。

ベルクランクを止める上下のナットは薄い主翼内に収まるように四角い板ナットにしてあります。

 
*右斜め後方から
 
プッシュロッドはダンパーを避けて曲げてあります。
剛性上はあまり良くないのですが今のところ問題は無いようです。
ピアノ線を曲げた時の加工硬化で剛性が出るのかもしれません。
 
ベルクランクが移動するとピボットシャフトが上下のホルダーの溝に収まります。
 
 実物(修理中の写真です)
ダンパーを取り外して飛行状態にしてあります。
左側脚はベースから直動、右はフレキシブルワイヤーから反転用のサブホーンが入っています。