3Dプリンターで作るUコン飛行機 その5 完成と今後

3Dプリンター

機体の完成と今後


全体を組み立てて操縦系と動力系をセットしてひとまず完成。
電池とプロペラを乗せて937gになりました。
やっぱり重くなりますね。

タイマーは不慣れなので最初はRC装置でモーターをコントロールの予定。
脚は既存品流用のピアノ線ですが3Dプリント製に交換の予定です。

作ってみて感じたこと

・機体構造の変更
今回は普通のUコン機のような構成→胴体に1枚で作った主翼と尾翼をつける
で作っていますが3Dプリンターで印刷した部品に適した構造に変更が必要だと感じました。

1.主翼は左右分割が有利

胴体を一体に作った方が剛性を上げられますしベルクランクの内装にも有利になりますね。
ジョイントも工夫次第で印刷可能とみました。

2.水平尾翼も左右分割

ここはもうプラモデルのようにしちゃいましょう。
ジョイントは胴体側から出せば剛性を確保できそうです。

3.垂直尾翼

これは胴体と一体化が有利です。
テーブルへの設置面積も増やせるので印刷時のトラブル回避にも有効になります。

・薄板印刷へのチャレンジ
判っていたこととは言え大重量なのは精神的に応えました。
もう少し軽くできれば高性能への扉も開くのかな?

今後の課題と展望

計量構造・薄板印刷などクリアしなければいけない課題ですが思った形がそのまま出せる3Dプリンターは大きな戦力になると考えています。
すでに柔らかい素材も出てきておりタイヤも印刷でできるようになりました。
工業用では実用化されている高強度素材が家庭で使えるようになるのもそれほど時間がかからないはず。
ハードウェア的にもまだまだ伸びしろがあるはずなで当面目が離せない分野です。

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