薄板印刷チャレンジ その3 オリジナル断面を作ってみる

3Dプリンター

自分なりに作ってみる

どのようなデータを作れば0.4mmで印刷できるかは判ってきました。
しかし同じようなデータを作ったからと言って同じ結果にはならないのが難しい所。
実際にデータを作って試してみます。

とりあえずのテストデータ

KMCのスケール機のサイズを想定してデータを作ります。
外表面は一般的なNACA系の対称翼形で内部骨格は斜め方眼型、肉抜きは位置を考えずに翼断面からみた良さそうな位置に配置します。
100mmを一つのブロックとしてデータはひとまず完成。
うまく行ったらこれを複数作ってつなげれば主翼完成といった手順です。

印刷テスト

今回は雰囲気を見たかっただけなので半分の50mmで印刷してみることにしました。
完成したのがこちら。

お~、なかなかいい感じです。
肉抜き穴が適当に配置されているので強度的にはあまり参考にしないつもりでしたがこれでも問題無さそう。
ねじれ剛性が非常に高い物ができました。
木製ではこうは簡単にできないよね~、なんてひとり悦に入りながら測りに載せます。
二個印刷してみて重量は29g
15クラス機として8ブロック使うとして240g
もう少し軽くしたい所です。
肉抜きをもう少し大きくすると骨組みの間隔を調整する等で何とかしたいですね。

肉抜き最大化

どれぐらい肉抜きできるか・・と言うよりどれぐらい簡略化できるかやってみたのがこちら。
ちょっとやりすぎ。
剛性は全くなくてボツ。
さわるとグニャグニャです。
0.4mmの印刷だとプラスティックと言うより厚手のビニールみたいになります。

ハニカム形状

やはりある程度の骨格は必要と言う訳で肉抜きの形状を変えてみました。
六角の穴をあけてデータを作り変えてみます。
最初の丸穴肉抜き
肉抜き穴を六角化
実際に印刷すると時間がかかるので事前にスライサー上で重量を確認すると100mmで28gになります。
う~ん、手間の割には効果が薄い。
骨組みの間隔を広げた方が良さそうです。

もう少し考えなければ・・というところでテストは一旦終了です。

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