これまでのデジタルものづくり

デジタルで完結させたい

CADを使ってデータを作っているとぶつかるのがこのテーマ。
なんで正確なデータを作っているのに
紙に印刷→型紙起こし→材料切断→組立て
と精度を落として行く作業をやっていかなければならないのかと精神的に結構つらい。
なにか高い精度のまま作る方法はない物だろうか・・とやってきています。
(もちろん一般人ができる範囲で)

最初は型紙

最初に買ったのが型紙が切れる機械。
GRAPHTEC社製のCraftROBO CC100-20

ケント紙が切れるというので導入。
CADからDXFで出力したデータを直接カットすることで正確な型紙ができます。
しかし生産機数の低下からあまり使う機会もなく現在はステッカー(シール)専用になってしまっています。
おまけに当のCraftROBOはすでに生産を終了、保守期限も切れてしまいました。
現在はOEM製品を販売しています。

需要無かったかな?
ライバル製品のステッカー専用機ROLAND製ステカはいまだに人気なんですけどねぇ。

3次元へ

次に考えたのが3次元データを利用した機械たち。
小型のCNCフライスやROLANDのMODELA等
小さなMODELAを購入寸前まで行きましたが使える材料が限られ自分の作っている模型飛行機では用途が無いのが判ってボツになりました。

3Dプリンター

時を同じくして出てきたのが家庭用の3Dプリンター。
基本特許が切れたので販売できるようになったのだとか。
初めの頃はベニヤ製の箱に入っていましたがそのうちに値段も下がって買えそうな物が出てきました。

1号機:REPRAP MENDEL Evolution

2013年8月に購入
自宅で3Dプリンターを使える驚きに満ちていましたが
積層精度自体はまだまだな上にプリンター自体も同様の3Dプリンターで印刷された部品でできており
動かしている最中に部品が積層剥がれを起こして自壊していくというスリリングなマシンでした。


積層が目立つ仕上がり、当時はまだまだこれが普通でした。
当時のNEWSページ

2号機:MakerBot Replicator 2X

2014年3月に購入
3Dプリンターの可能性は判ったので実績のある物を導入。
アメリカ製のためちょうど円安になった時期の購入でずいぶん高くなってしまっていました。
初めのうちは勝手がわからずうまく使えませんでしたがコツがわかればさすがの性能で
ABS製の造形が自宅でできてしまうのは感動物です。
ワイヤーリールはこれで作っています。

当時のNEWSページ

3号機:Creality ender 3

2019年3月に購入
今回買ったプリンター。

いよいよUコン飛行機にチャレンジしようと買った物です。
価格はReplicator 2Xの1/10にも満たない上に精度や扱いやすさも大幅に向上しています。
あと何台か買い増ししてたくさんならべて飛行機を印刷したい衝動にかられます。
皆さんも導入してみませんか?

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