激安3Dプリンターのトラブル対応

3Dプリンター
調子が悪いと剥がれます

やっぱりトラブル

快調に動き始めた激安3Dプリンターですが突然乱調して造形(印刷)できなくなりました。
パーソナル用の3Dプリンターは多くの場合造形テーブルに直接造形します。
トラブルの多くは造形中にテーブルからはがれてしまいモジャモジャの何かを作ってしまうのです。

調子が悪いと剥がれます

今回は造形途中ではがれてしまいアレレ・・と思ったところ、カランと言う音とともにテーブル調整用のハンドルが落ちてしまいました。
ああ、テーブルの高さが狂って失敗したんだな。
と、思ったのが実は甘かったのが後でわかります。

テーブル高さの再調整

落ちてしまったハンドルを取り付けてテーブル高さの再調整をしていると何か変です。
調整はノズルとテーブルの間を紙一枚の隙間にするのですが
中央部分の隙間が大きくて調整できません。
定規を当ててみると中央が凹んでいるのが判りました。

紙がスカスカになるほどの隙間がありました

これではいくら調整してもうまくいかないはずです。
テーブル面のガラスを外してみたらガラス単体で中央が凹んだ形状になっていました。
最初からこうだったのか造形中の加熱でこうなってしまったのか今となってはわかりません。
ガラス自体を再度単体で購入も可能ですが最初から凹んでいたとしたら無駄な買い物になってしまいます。
単体で売っているガラス

こんな対応をしました

テーブルはアルミの下にヒーターを張り付けてありその上にガラス板を乗せる構造になっています。
ヒーターの効率は落ちてしまいますが中央にアルミ箔を何枚か重ねて様子を見ることにしました。
1枚ずつ足して行って結局アルミ箔6枚とアルミテープ1枚を重ねたところで少し良くなったので造形してみることにしました。

アルミ箔を重ねて凹みを調整

一層目、少し失敗した部分もありましたが2層目以降で無事に造形できました。
一安心の完成写真

極薄アルミ板

しかしアルミ箔ではあまりに薄いので薄いアルミ板を探しに行ったら東急ハンズで0.3mmのアルミ板がありました。
アルミ箔をアルミ板に変えてどうなるか。

アルミ箔に変えて0.3mmのアルミ板にしました

今後のお楽しみが増えました。
何作ろうかな。

おしまい

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