それでは早速データを作って行きましょう。
新規ファイルの作成
新規のファイルを作ります。
メニューから
ファイル(F)→新規(N)
を選択します。
これで器ができました。
Part Design
ワークベンチをプルダウンさせて「Part Design」にします。
コンボビューのタスクタブにボディーを作成と言う項目が表示されますのでクリックしてボディーを作ります。
タスクタブが変わって次にできる作業が表示されるのでスケッチを作成をクリックします。
座標を選ぶ画面が出るのでXY_Planeを選んでOKを押します。
ツールバーまたは3Dビュー上で右クリックからポリラインを作成をクリックします。
主翼の左半分をイメージして図のような形を書きます。
右回り、左回りどちらで書いても同じです。
ツールバーの垂直距離の拘束ボタンをおして中央の翼弦寸法を記入します。
Ctrlキーを押しながら2点を左クリックで選択します。
今回は188と入力してOKを押します。
同じように翼端側の2点を選択して168と入力してOKを押します。
ツールバーから水平距離の拘束ボタンを押して水平距離を入力します。
今回は473と入力してOKを押します。
画面では説明が見やすいように200としていますが473が正解です。
図形が緑色になりました。
これで拘束が完了です。
閉じるボタンを押してスケッチャーモードから戻ります。
AirPlaneDesign
ワークベンチをAirPlaneDesignにします。
ツールバーのCreat a Ribボタンを押します。
Create Wing Ribと言う画面が出るのでNACAタブを選択します。
NACAの入力ボックスに0018と入力します。
左下のChord in mmボックスに188と入力してOKを押します。
これが機体中央での翼形になります。
もう一度ツールバーのCreat a Ribボタンを押します。
NACAの入力ボックスに0016と入力します。
左下のChord in mmボックスに168と入力してOKを押します。
これが翼端リブになります。
Draft
2枚のリブが出来たらワークベンチをDraftにします。
中央、翼端それぞれのリブを選択してツールバーまたは3Dビュー上で右クリックしてメニューを出してクローン(青いひつじ)を押します。
2枚ともクローンが出来たらモデルタブで元データのwribとwrib001を選択して右クリックのメニューで表示の切り替えを選択して非表示にしておきます。
モデルタブでクローンの中央リブwrib002をダブルクリックすると3軸のハンドルが出るのでリブを回転させます。
ボールをドラッグさせると回転、矢印をドラッグすると移動します。
中央リブwrib002の回転が出来たら翼端リブwrib003をダブルクリックして同じように回転させ矢印をドラッグして翼端位置にに移動させます。
Part
ワークベンチをPartにします。
移動したwrib002とwrib003を選択してツールバーからロフトユーティリティを選択します。
タスクタブにロフトメニューが出るのでwrib002を選択して右矢印、続けてwrib003を選択して右矢印で移動させます。
選択したプロファイル欄に2枚のリブが移動したらOKを押します。
これで基本の翼断面が完成しました。
続きます。
参考書
フリーのCADソフト「FreeCAD」でUコン飛行機のリブ形状を作る方法を解説しています。
あくまでリブ形状を作る部分だけの解説になるのでFreeCADの機能や使い方を詳しく知りたい方は参考書の購入、熟読を推奨します。
基礎からのFreeCAD
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