取材で出かけた時にFreeで使える3次元CADの事を教えて頂きました。
その名も「FreeCAD」
オープンソースで開発されているそうでメーカーが販促で出している物は制限が多くて使いづらいですがオープンソース開発ならそんな事も無さそうです。
せっかくなので早速使ってみる事にしました。
FreeCADについて
FreeCADの特徴:
・フィーチャーベースのパラメトリックCAD
各種の機能(フィーチャー)を使い寸法を拘束するすることで形状を作って行きます。
形状を作った後でも拘束した寸法を変えることで形状を変える事ができます。
・多彩なワークベンチ
ツールをまとめたワークベンチが多数用意されており用途に応じて使う事ができます。
・豊富なコンバーター類
3次元CAD 系でよく使うIGES,STEPはもちろん2次元系のDWG,DXFやCG系のデータにも対応しており多種CAD環境でも連携が容易です。
・商用利用が可能
作ったCADデータを商用に使うのも問題無し。
3Dプリンターで作って売っても大丈夫。
CADメーカー系がよくやる商用利用不可の縛りがありません。
・多種のOSに対応
Windowsの他MACやLinuxにも対応しています。
得手・不得手(個人の感想)
・機械系のモデリングに関しては十分すぎる機能を備えています
ハイエンドCADにも無かった機能が実装されていてちょっとビックリ。
・反面、サーフェス系のモデリングには弱いようでちょっと物足りないです
サーフェスモードにしてもコマンドアイコンが少なくてちょっとがっかり。
コマンドの無い分をどう補うかが腕の見せ所。
参考書あり
・CADの参考書は無い場合が多くて苦労しますがFreeCADはあったので大助かり。
よくある大型本ではなく小さめな本なのでデスクサイドに置いて活用できます。
インストール
ダウンロード
FreeCADのホームページへ行く。
FreeCADのホームページへのリンクはこちら
画面左側の「今すぐダウンロード」をクリックするとダウンロードのページに行きます。
使っているOSに合わせてファイルをダウンロードします。
インストール
ダウンロードしたファイルをダブルクリックするとインストールが始まります。
ライセンスの確認
ユーザーを限定するか選びます。
通常は全ての人で問題ありません。
インストール先のフォルダーを選択します。
通常はデフォルトのままの方が後々わかりやすいです。
コンポーネントを選びます。
通常はデフォルトの方が便利です。
スタートメニューを作るか聞いて来ます。
通常はあった方が便利です。
インストールしていきます。
完了ボタンを押すとウィザードが終了します。
これでインストールは完了です。
最近は無料で使える道具が増えてうれしいですね。
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